今まで培ってきた趣味を人に教えることができたら定年後も楽しくすごせそう
こんにちは! カービングプラスの記志江です。
教室をはじめて10年目の記志江が実体験をもってお教室を運営して感じる事をお伝えします。
さて、今日は自宅でお教室をするメリットデメリットについてお話ししたいと思います。
教室を始めるのに自宅教室を考えましょう
今の仕事は定年があるから将来自分のスキルを活かしたいなと思っている方、子育てがそろそろ終わり趣味と実益を兼ねたお仕事がを考えている方。
収入につながる、人に喜んでもらえる自宅教室は、第一候補として考えると良いと思います。
趣味の教室なら出来そう、でも実際にはじめれるのかな?
貴方が長い間ならってきた趣味を活かすこと、できたらいいですよね。
その技術は、やっていない人からみたら、とてもすばらしいこと。 でも今まで人に教えたことがないので大丈夫かな、という不安はありますよね。
私も教室をはじめる時は日本でカービングを習っていなかったので、不安が沢山ありました。
はじめは自宅ではカービング教室をやりませんでした。
その当時、カルチャースクールや、自宅近くの手芸屋さんのテーブルをお借りして、店頭講習会、カフェレッスンをしていました。
ソープカービングでしたらお店の一角をお借りする店頭講習会でも、問題なく行うことができました。
ところが、そのお店が閉まることになり、仕方なく自宅教室を始めるという。。(>_<)
実際行うと、もともと子供が学校に行っている間の講習時間でしたので問題はありませんでした。
子供も大きくなり、自分の時間を有効に活用するのに教室を始めていた事はとても良かったです。
お仕事の定年もなく、自分のやりたい事を自由に組み立てられる教室業は良い所がたくさんあります。
その反面いいところばかりではないので次にそれをご紹介していきます。
自宅で教室を始めることは楽しいこと??
現在は仕事で忙しいけれども、子育ても終わり定年になった将来に教室を始めるため、できるうち準備をからはじめるといいですね。
自宅教室の良い点・悪い点を 具体的に考え、自分にあてはめてみると自宅でできるかできないかが分かります。
自宅教室、おうち教室のメリットデメリットを書いてみましたので、読んで参考にしてください。
自宅教室は自分都合で、教室開業をすることができます
自宅で教室をするのに資格っているの
教室ってだれでもはじめていいの?という心配をききました。
お教室をはじめるのに資格はいりません。
書道や茶道や特定の団体の名前を使う場合、例えば、○○会・△△流・●●認定教室などをうたうばあいはその団体や教室の許可を得る必要があります。
それ以外の資格は『この先生が勉強してきた、習ってきた証明』だったり、教室で使う『カリキュラムの使用許可』だったりします。
団体が発行する資格はその団体により様々なので、そこは確認しましょう。
そう考えると教室をはじめる資格というものはなく、自宅教室はどなたでも始める事ができます。
自宅教室だったら今まで自分が長年やってきたことを、自分の好きなこと・得意なことを人に伝えたり教えたりすることなので、できそうだな、と思いませんか?
その内容は基本的にどんなものでも良く、ピアノ・書道・絵画・歌・手芸・ヨガ・陶芸・料理・英会話・茶道・華道・クラフト・カービングなどさまざまです。
開業届は出したほうがいいですが、この点は別ブログで詳しく解説しますね。
自宅教室のメリット、デメリット
子供の手が離れて趣味の教室をやろうか迷っている人にむけて、自宅教室のいい点悪い点を説明します。
教室をやりたい!だけど一歩が踏み出せない人に、
具体的に自宅教室のメリットデメリットを紹介して、自宅を教室にするためにはどこをどうすればいいのかということが分かります。
自宅教室のメリット
まずメリットから解説します
家賃がかからない
私はお教室を約2年半借りていました。
知り合い価格で格安で貸していただいたのですが、それででも家賃の負担は大きかったです。
たまたま子供達が就職して自宅から出て行き、家が空いたので自宅教室に戻ることにしました。 その後ちょうど新型コロナウイルスの感染により教室を閉鎖することもあったので、とっても良い時期に自宅に戻ったなあと感じています。
できるだけ固定費は抑えた方がいい、ということを考えると自宅で教室を開くということは一番のメリットです。
家賃だけではありません。
水道光熱費、インターネット環境の整備、場所によっては管理費や駐車場代も毎月支払いとなると結構な金額になります。
移動にかかるコストを節約できる
お教室を借りたりカルチャースクールや店頭講習会という形で移動して教えるという場合もあります。
遠くになればなるほど、移動時間と交通費が かかります。
移動している時間に他にもコストがかかっています。
それは、自分の時給です。 移動することで気分転換や他にメリットがある場合はプラスのコストとして計算できます。
移動することで得られるメリットと、支出になる、交通費、自分の時間、自分の時給単価を合わせて考えるといいと思います
私の場合、カルチャースクール側がすすめてくださって、茅ケ崎まで通っていた時期があります。往復3時間以上かかり交通費も自己負担ですから、きりのいい所でやめさせていただきました。
自宅教室の場合は移動コストはゼロです。
自由に時間の設定ができる
これは本当に大きいです。
店頭講習会や、カルチャースクールの場合、またイベントに参加をする場合は、主催者側や店舗側の都合で日程や時間が決まっていきます。
ある程度は希望を聞いてくださいますが、お店側の都合でこちらのおも日程に設定できなかったり、土日は使わせていただけなかったりということは当然あります。
借りるのはこちらからだからです。
それを考えると自由に何曜日の何時から何時まで講習会ができる、と決められる、事は大きなメリットです。
お子さんが学校に行っている間にだとか、ご主人が絶対にこの時期は出張だとか、そういう時に講習会を開くということも自分で設定が 出来ます。
料金設定も自由にできる
カルチャースクールなどはおおよそこういうジャンルはいくらぐらいという値段設定が決まっています。
よほど有名人でない限り高額な講習料金を設定するということは難しいです。
自宅教室でしたら 様々な金額設定をどうするのは自分なので、安い講座から高い講座まで自由に自分で設定ができます。
自宅教室のデメリット
では自宅教室のデメリットを説明していきます
教室にできるスペースがあるかどうか
まず、自分が教える講座を開くスペースがあるかどうか、確保できるかどうかを考えます。
全くないということであれば自宅教室では難しいとなります。
お料理、パンやお菓子教室などは自宅で開講すれば慣れたキッチンで、慣れたテーブルセッティングで、講座を開けます。
他の場所を借りる場合は材料を持っていくこと、足りないもの、道具を確認することを考えると自宅教室がベストです。
工夫して自宅でできるのであれば、検討するといいと思います。
家族の同意は得られるか
同居しているご家族の同意を得る必要があります。
ご主人のお仕事の形態やお子さんの学校の状況など、場合によっては自宅に人が来ることで困ることが発生する場合があります。
それぞれの問題を解消してから自宅教室を始める必要があります。
勝手に始めるわけにはいきません。 後々自宅教室がなくなりましたとなると、生徒さんが行く場所がなくなるということも困ります。
何か問題点がある場合、問題点が出そうな場合は、事前に対処方法を考えておくといいと思います。
ここはそれぞれの家庭で話合って納得してもらう必要があります。
トラブルがあった場合、自分の責任になる
カルチャースクールなどは、はなにかトラブルがあったときやおかしな人がきた場合、カルチャースクール側で対応してくれます。
自宅教室の場合は、間に立ってくれる人がいませんので何かトラブルがあったときは自己責任になります。
でも、そのトラブルは一度経験すれば、次に対応できますし、すべて自分の教室運営のスキルになります。
経験は大事です。
今日のブログのまとめ
教室を始めるのに考えなくてはいけない、場所について今日はブログにまとめました。
なんといっても自宅教室はメリットが大きいと思います。
オンライン講座を開講するのも自宅で発信できますし、 自分の自由度が高いのは一番の利点です。
デメリットをご確認して、一つ一つ解消していけば、コストのかからない自宅教室から小さく始める事はいいと思います。大きくなってから場所を変更することもできます。
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